雑誌「経済」発行元株式会社新日本出版社

経済2012年9月号NO.204

経済2012年9月号NO.204

<特集>財界・大企業と内部留保

定価1,008円(本体933円)

送料86円(第3種郵便)

2012年8月8日発売

266兆円にも上る大企業の内部留保は、世界的に見ても異常です。特集「財界・大企業と内部留保」は、企業会計、労働・雇用問題、税制度など、最新データで総合的に「内部留保」にメスを入れます。大木一訓「『内部留保』の膨張と21世紀日本資本主義」、小栗崇資「内部留保論の現代的課題」、谷江武士「内部留保は何に使っているか」など8本の論考から、過剰な蓄積を国民経済へ回す社会的規制を考えます。

このほか、投機的な企業支配に迫る、「『略奪的』ファンド規制の国際的動向と日本」(鳥畑与一)と、ある電子機器メーカーの事件を追うドキュメント(北健一)を掲載。「ストップ! TPP」2は、福田泰雄「TPPと国民主権」、 日本消費者連盟・山浦康明さんインタビュー、金融・サービス、中小企業への影響を取り上げます。

<特集> 財界・大企業と内部留保

「内部留保」の膨張と21世紀日本資本主義         大木一訓

内部留保論の現代的課題 その全体像と分析方法      小栗崇資
内部留保とは何か、何に使っているか           谷江武士
データ分析◎2011年度決算にみる内部留保の動向    垣内 亮
「新型経営」による「雇用・賃金破壊」と内部留保の急膨張 藤田 宏
税負担率の算定分析 法人税制と内部留保の拡大      田中里美
大企業の内部留保をどう活用するか            木地孝之
世界の巨大企業における内部留保の状況          田村八十一

〔論文〕
 「略奪的」ファンド規制の国際的動向と日本       鳥畑与一
 銀行ファンドの支配で、ものづくりはどうなるか
  ―電子機器メーカー「カイジョー」の事例から     北 健一

【ストップ!TPP 見えてきた「壊国」路線2】
 TPPと国民主権                   福田泰雄
 日本の食の安全を売り渡すTPP
           山浦康明さん(日本消費者連盟共同代表)に聞く
 金融・サービス分野でのTPP交渉と金融自由化     松本 朗
 TPPは中小企業になにをもたらすか          相田利雄
 コラム★ ISDS条項の危険


米国視察記 「オキュパイ運動」と労働組合運動      岡田則男

【ILO総会「若年者雇用の危機」参加記】
  日本の若者の苦しみ伝えて

    五十嵐建一(全労連青年部)/岩崎明日香(民青同盟東京都委員長)

 ◆世界と日本

  中国経済の「成長鈍化」  平井潤一

  金融機関の3月期決算  桜田 氾

●書評

  二宮厚美著『新自由主義からの脱出』  唐鎌直義
  中西新太郎・蓑輪明子編
  『キーワードで読む現代日本社会』   寺間誠治
  藤木剛康編著『アメリカ政治経済論』  萩原伸次郎

 ●新刊紹介
  醍醐聰著『消費税増税の大罪』
  布施佑仁著『災害派遣「軍隊」の狭間で』
  裵淵弘著『サムスン帝国の光と闇』
  末浪靖司著『対米従属の正体』
  色平哲郎著『風のひと 土のひと』
  山田善二郎著『日本近現代史のなかの救援会運動』

 ●コラム 壮大な無駄遣い/5000万人の労組

 随想 芥川龍之介と宮沢賢治    関口安義

 筆者からひと言          渡邉憲正

 林昭さん・阪南大学名誉教授の研究余話(10)
   戦跡をめぐる旅

 ●扉 「要請」という名の介入

 ●今月の表紙絵 「秋の水」美濃部民子

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