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新日本出版社

商品詳細

認知症800万人時代に社会はどう備えるか

ISBN978-4-406-05936-7 C0036

社会とともに歩む認知症の本

社会とともに歩む認知症の本

定価1,620円(本体1,500円)

2015年9月19日

四六判並製 176P

高齢化社会の到来とともに、認知症患者は800万人に達すると言われ、大きな社会問題となっている。医療だけでは限界があり、社会全体でどう対応し、支えていくのか、年金・医療・介護制度の在り方も含め、視野を広げて考えていくことが必要である。当事者、家族だけでなく、医療・介護従事者に必須な専門知識も紹介。

はじめに 3

第1章 予想を超えて増える認知症 11
(1) 「もの忘れ外来」に行ってみた 13
 良子さんの長い長い一日 14/「もの忘れ外来」のかかり方 19
 「もの忘れ外来」って何するの? 20/増える「もの忘れ検診」 21
(2) やっぱり認知症、治療はどうする? 22
 認知症って病気? 24/認知症の症状って? 26
 認知症の新しい薬 29/良子さんのその後 30
 「もの忘れ外来」とうつ状態 32/地域包括支援センターとは? 33
(3) 認知症の進行に有効な予防方法は? 34
 良子さんの生活習慣 35/認知症予防にかかせない生活習慣 37
(4) 注目されるレビー小体型認知症 40
(5) 若年性認知症の場合は? 40
 前頭側頭葉型認知症の特異な症状とは? 42/若年向けのデイケアを探そう 43

第2章 明るい認知症闘病生活をめざして 45
(1) 「認知症カフェ」で仲間づくりを 46
 米どころの「認知症カフェ」 47/「もの忘れ外来」から「もの忘れカフェ」へ 50
 医療生協の挑戦 52
(2) 「おひとりさま」が認知症になると? 56
 多様化する「おひとりさま」の形態 56/一人暮らしの人と認知症 57
 「おひとりさま」の認知症への備え 60
(3) 周囲の対応で変わる認知症の人 65
 綾香さんの仕事 66/バリデーションとの出合い 67
 認知症の人とのコミュニケーション法は? 68/次はユマニチュード 70
 ケアメソッドの現状 76/行動・心理症状と薬物療法 79
 身体拘束の行方は? 80

第3章 深刻化する認知症患者 85
(1) 崩壊する地域社会、増える「漂流老人」 87
 突然の知らせ、幸恵さんの入院 87/高齢者をとりまく状況 90
 安心はお金で買う時代? 92/一人暮らしができなくなったら? 94
 「辛抱」と「覚悟」 97/病院から在宅へ 98/一気に進む首都圏の高齢化 101
 幸恵さんのケアプラン 102/一連の出来事 104/介護離職が毎年一〇万人も 106
 認知症の家族会とは? 108/市役所職員の悩み 110
(2) 認知症に対する行政の対応 112
 「緊急プロジェクト」が達成したもの 113/「オレンジプラン」とは 117
 安倍首相が断言した「認知症国家戦略」 121/驚くべき「医療・介護総合法」 123
 地域包括ケアシステムとは? 128
(3) 二〇一一年三月一一日、認知症の人に何が起きたか? 134
 被災でさまよう認知症の人 134/不足する介護体制は緊急課題 136

第4章 未来を夢見て連帯の力で 139
(1) 外国の認知症対策 140
 地球規模で進む高齢化 140/オランダの認知症をめぐる状況 141
 実際の認知症の人の療養は? 142/自宅で暮らせなくなったら? 145
 活躍するボランティア 147/イギリスの状況は? 148
 日本の制度、状況との違い 151
(2) 年金・医療・介護制度の改善なしに救われない 153
 「社会保障と税の一体改革」とは? 155/介護従事者の処遇 157
 重くのしかかる家族介護の負担 159/高齢者虐待を受けた人の八割は認知症 161
(3) 高齢社会を国民の力で成熟した社会に 164
 芳野さんのピュアな恋 164/人間の欲求と社会発展 167
 「成熟した社会」をめざして 168/高齢者・認知症の人の尊厳が保障されてこそ 171
 不可欠な大きな連帯の輪 172

おわりに 173